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読了記 夜のピクニック(恩田陸)

本屋大賞を受賞した今世紀最高の青春小説についにチャレンジです。

「歩行祭」
朝の8時から翌朝8時まで80kmをただただ歩く、北高で行われてきた行事。
説明だけを聞けば単に疲れを生むだけの行事にしか思えない。
しかし、歩行という日常業務もこのような形で行われれば非日常となる。
甲田貴子はこのイベント中で一つの賭けをした。
これまで誰にも打ち明けなかった秘密を、どうしてやろうかという賭けを。
青春小説という肩書きを裏切ることのない、名作。


本屋大賞は本当に間違いがないです。これも下馬評に違わぬ名作でした。
高校生にとって、夜中に友人たちと過ごすというのは否応なくワクワクするもので。
その機会を学校から与えられているというこのテーマ設定がまず見事。
そしてあとは青春のあるあるネタを美しく描いている恩田陸氏の筆力も見事。
散りばめられたあるあるネタにどれだけ共感し、自身の青春時代と照らし合わせ、そして作品に感情移入するという楽しみ方をこの作品ではできます。
そして思うことは、もう一度高校時代に戻りたいのただ一言。
それぐらい昔の想い出を美化し、もう二度とあの時代を味わえない今の境遇を強く恨ませる力が、この450ページ、作品内にすればたった1日の出来事に詰め込まれています。
紛うことなき名作。読んでよかったです。読書とは、こうあるべきですよね。

評価:★★★★★★★★★★

夜のピクニック (新潮文庫)

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