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読了記 カンニング少女(黒田研二)

黒田氏の虜になろうとしている自覚があるこの頃です。
氏の猟奇的なイメージとかけ離れた作品を発見したので読んでみました。

天堂玲美が最難関私大の馳田大学への進学を決めたのには理由が合った。
そこに通っていた、姉の事故死の真相を探りたい。だが大学の異常なセキュリティはかいくぐれない。
ならばそこの学生となり、姉の手記にあった人物を直に問い詰めるまでだ、と。
しかし受験を学校に認めて貰うには、次回の定期テストで校内20位以内に入らねばならない。
彼女の境遇に同調したクラスメイト3人の協力の元提案されたのは、カンニングという手段。
もちろん馳田大学への入試もカンニングで乗り切ろうということになる。
果たして彼女のカンニング道はどうなるのか。そして姉の死の真相とは。


昔別冊コロコロでカンニンGOODって漫画があったのを思い出しました。
まぁその話は置いておきましてこの作品への感想ですが...
作品の展開の作り込みがとてつもなく評価できます。
高校生離れしたご都合主義な協力者達には目を瞑るとしても、大学の描写は非常にリアル。
モラトリアム人間が集う大学と、そんな人種を嫌う鈴村恭子。
その鈴村がラスボスであり、玲美の姉とも近しかったという人間模様。
果たして入試はどうなるのかという辺りに落ち着くかと思えば、最後の30ページほどは久々に鳥肌が立つ展開でした。
コンゲーム物×青春×ミステリ
よくこの3つが互いに引き立て合うように成立したものです。
黒田研二...本当に侮れない作家です。更に好きになりました。
評価は9か10か迷いましたが、もう少しビッグなボリュームが欲しかったという意味も込めて9で。

評価:★★★★★★★★★☆

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