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読了記 Rのつく月には気をつけよう(石持浅海)

石持作品二作目。これの評価で石持氏を今後追うかが決まる。

湯浅夏海、長江高明、熊井渚は大学時代からの飲み仲間。
いつも長江の家に集まっては美味しい酒と肴で卓を囲む。
その会のマンネリ化を防ぐための取り決めが、誰かが連れてくることになっているゲスト。
しかし最近のゲストはどうにも悩み持ちが多い。
酔いも手伝い打ち明ける近頃の悩みは飲み会の良きお供であり...
長江の切れる頭が鮮やかにそれを解決するのも毎回のお決まりである。
代わる代わる訪れる7人に対し、長江の推理がそっと寄り添う短編集。


とりあえず、石持氏の作品はある程度読んでみることに決めました。
前作「扉は閉ざされたまま」で満点をつけましたが、あの作品に限った面白さではないことが証明されたので。
印象としてはこの間読んだ「タルト・タタンの夢」を庶民化した感じです。
毎回必ず話題の中心となる食事は我々でも想像のつくレベルの美味しい物ばかり。
だからこそ、場面が想像しやすいし感情移入もしやすい。
そして推理の方は数少ない情報を統合してそれらしい一つの真相を下すタイプの安楽椅子モノ。
ほとんどが恋愛に関する内容で、この作品から入った人なら石持氏を女性と思いこむかもしれません。
それぐらい、名前も女性的ですが文章のタッチも女性的。
ちなみに本全体を通した仕掛けも用意してあります。こちらはある程度予想がつくものでしたが...
とりあえず、読みやすさと全体の安定感ではお食事ミステリに限らず、短編集という視点から見てもトップクラスでしょう。
読んでよかったと思います。

評価:★★★★★★★★☆☆

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