スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

読了記 クローバー・レイン (大崎梢)

本を扱った小説といえば個人的に大崎梢氏が一番です。
今まで読んだのは日常の謎系のものばかりでしたが、今回はお仕事小説にチャレンジです。

舞台は業界一老舗の出版社、主人公はそこで働く若手編集者。
偶然読むことになった落ち目の作家の原稿に感銘を受け、自社で出版をと奮闘するという話です。
しかし老舗という看板があり、落ち目作家の相手はできないというスタンスの企業側。
どうにか覆すべく、周りをその熱意で巻き込んでいく姿は非常に一途でかっこいい。
バブル入行組のような強烈な上層部との対立はないですが、それでも出版に至るまでの困難は厄介者揃い。
若手編集者の彰彦にとっては初めての「ワガママ」である今回の仕事、どのように出版へ持っていくかのプロセスが見物となっています。

しかし大崎氏の文章は本当に優しくて、そして締めがいちいちキリッとしています。
場面の移りに伴って行間が入る部分に、しっかりと区切りとなる綺麗な一文が入れてあります。
それが心地いいテンポとなって、読む作業をより素敵なものにしてくれます。
そしてもちろん、最後の最後である小説全体の締めもキマっています。
ただ途中、回想シーンとごっちゃになる箇所がありまして、そこを上記の区切りで更に綺麗にまとめてあればな、と。
何にしても、オススメです。本好きでこの本を嫌いになる人はいないかと。

評価:★★★★★★★★☆☆

([お]13-1)クローバー・レイン (ポプラ文庫)

新品価格
¥734から
(2014/8/19 14:37時点)


 

comment form

管理者にだけ表示を許可する

comment

 

スポンサードリンク

プロフィール

ナノ

Author:ナノ
ナノ@シャロン
広島ラウワン、スピカ、ふたばアカデミーによく出没します。

twitterID:nano_nano_

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
QMA
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
スポンサードリンク
スポンサードリンク
楽天
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。